Shin Mizuno(Fukushima,1983)
lives and works in Fukushima, Japan
水野真(1983年、栃木県生まれ/福島在住)は、視覚、身体、環境のあいだで知覚がどのように立ち上がり、変化していくのかを記録・再構成する実践として、写真を探究している。
初期シリーズ《よそからきた/A Familiar Stranger》〔2013年〕では、故郷の親密さと異質さのあいだにある微かな境界を見つめた。
同年、キヤノン写真新世紀2013優秀賞を受賞後、個人史を超えて「知覚そのもの」を主題化する長期シリーズ《牛骨》を制作。
2025年には戸田建設によるアートプログラム「APK Studies」第1期メンバーに選出され、同プログラム内で祖母との介護経験を元にした《遊びの誕生》を制作。
制度や協働の枠組みを読み替え、写真が社会と交わる新たな知覚のかたちを模索している。
Groupe Exhibition
2013 写真新世紀 東京展2013東京都写真美術館, 東京
2014 写真新世紀 大阪展2013アートコートギャラリー, 大阪
2015 写真新世紀 仙台展2013仙台メディアテーク, 宮城
Awards
2013 写真新世紀2013/選:佐内正史
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